THE INCIDENTS インシデンツ



THE INCIDENTS インシデンツ
「政官業学報」の癒着が「あとの祭り」的な報道を招いた
筆者 - 有村眞由美
2012年 2月 03日(金曜日) 02:05

金平茂紀氏 福島第1原子力発電所事故に関する報道は適切だったのか。何がメディアに問われているのか。1月29日、「原発とメディア」をテーマに、鹿児島大学法文学部で公開シンポジウムが開催された。

 まず、TBSテレビ執行役員で『報道特集』キャスターの金平茂紀氏(写真)が「原発とメディアに関して私が知っている2,3のことがら」と題して講演。

 「日本の終戦やアメリカの(航空機テロが発生した)9・11などと同じく、(東日本大震災とそれに伴う福島第1原発事故が発生した)3・11は、その日を境に世界がガラリと変わり、後戻りできない『歴史の切断点』。3・11以降、原子力安全神話や学者の権威が崩壊し、メディアに対する信頼も失墜した。原子力村に関していうと、政(政治)・官(役所)・業(企業)に加えて、学(学者)と報(報道)も癒着していた。研究費を寄付してもらう見返りに『御用学者』となり、広告費の見返りに報道を自粛する。しかも、メディアが『御用学者』を登場させた」

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九州電力、フリーランスにも記者会見開催の事前通知を約束
筆者 - 有村眞由美
2013年 2月 01日(金曜日) 00:00

 1月31日、昨日に引き続いて、九州電力(福岡市中央区)社長室報道グループの遠山茂樹課長から電話があった。

 「記者会見の事前通知を、記者クラブ以外の方にも行うことにしました。記者クラブ幹事社に通知するのと同じタイミングで電話連絡いたします」

 昨日、私が、《九州電力「フリーランスも記者会見に出席、質問していいが、いつやるかは教えない」》という記事を公開しているため、私に対する特別扱いではないかと疑ったが、「フリーランスの方の参加が多くなれば、電話以外の連絡方法も考えます」という。

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九州電力「フリーランスも記者会見に出席、質問していいが、いつやるかは教えない」
筆者 - 有村眞由美
2012年 1月 31日(火曜日) 10:00

 1月30日、九州電力(福岡市中央区)社長室報道グループの遠山茂樹課長から電話があった。

 「九州電力の記者会見をフルオープンにいたします。フリーランスの方も、記者会見へ参加し、質問することができるということです。これまでの実績(署名記事など)をお示しいただき、会見場に入る前に身元がわかるものを確認します」

 ここまではよかった。しかし、遠山課長は、私が耳を疑うような話を続けるのだった。

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鹿児島湾産の養殖カンパチからセシウム その原因は?(2)
筆者 - 有村眞由美
2012年 1月 28日(土曜日) 18:30

鹿児島湾産カンパチ 1月12日にスーパーいちい(福島県福島市)のホームページ上に、微量のセシウム含有と公表されたカンパチは、「鹿児島湾」産だった。鹿児島湾は、南北約80キロメートル、東西約20キロメートルの細長く入り込んだ内湾だ。東京湾と似た規模になる。

 鹿児島湾に5つの漁協が点在している。最北の漁協から最南の漁協までの距離は直線で約50キロメートル。大雑把に東京湾になぞらえていえば、前者が神奈川県の川崎沖にあり、後者が千葉県の鋸山ふもとにあるような位置関係だ。海の様子も、波が静かなところとうねりが高いところがある。漁協と生産者(養殖業者)、仲買業者との関係や物事に対する取り組み方もかなり異なる。

 私は、スーパーいちいで微量のセシウムが検出されたとされるカンパチが、どの生産者から出荷されたのかを知るため、漁協を訪ねてまわることにした。

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鹿児島県、フリーランスを記者会見から排除する根拠がないことを認める
筆者 - 有村眞由美
2012年 1月 22日(日曜日) 23:15

公文書不開示決定通知書 フリーランスを記者会見に出席させないことを根拠づける文書はあるのか。2011年11月30日、私は鹿児島県庁に公文書開示請求を行った。

 あわせて、県庁舎内にある県政記者室が、どのように利用されているのかについて開示請求した。青潮会(記者クラブ)が、報道機関としての独立性を保つことができるような利用方法になっているのかを知るためだ。

 この開示請求に対する県の回答が、1月20日、県政情報センター(県庁内)で示された。開示請求の内容と、それに対する回答は以下のとおり。

 1.県政記者室がある3階のフロアマップと、その部屋の広さ
 ――フロアマップは開示。広さは、271.38平方メートル。

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ドイツが脱原発した理由を緑の党の下院議員に聞く
筆者 - 於保清見
2012年 1月 20日(金曜日) 19:00

ミヒャエル・シャファー下院議員 福島第1原子力発電所の事故のあと、早々と脱原発に歩み出したドイツ。その思い切りのよさは世界を、そして日本人を驚かせた。この政策転換の裏には、30年間、反原発を掲げてきた緑の党の存在がある。2000年に緑の党は社会民主党(SPD)と脱原発政策案を作成しており、昨年、それがキリスト教民主同盟(CDU)のメルケル首相に採用された。

 ミヒャエル・シャファー(Michael Schafer)氏(写真)は2006年から緑の党の下院議員を務め、気候保護とエネルギー政策のスポークスマンとして活躍している。ベルリンでインタビューした(以下、敬称略)。

 ――ドイツが脱原発を決定した大きな理由は何ですか。

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警視庁が被災地でも違法な職務質問、所持品検査 被災者が猛抗議
筆者 - 寺澤有
2012年 1月 19日(木曜日) 18:30

菅原伸之さんとマルチツール 警察、特に警視庁が通行人に対し、違法な職務質問や所持品検査を行い、トラブルが多発していることは、《警察に無理やり顔写真と指紋をとられたとして会社員が提訴》などの記事で報道してきた。

 今度は、警視庁が東日本大震災の被災地でも同様な行動に出て、被災者から抗議される事態が起こった。

 1月19日、警察庁と警視庁に「公開質問書」を持参し、自らが受けた職務質問に対する抗議の意思を表明したのは、仙台市在住の菅原伸之さん(47歳・写真上)。「明るい警察を実現する全国ネットワーク」の清水勉、十河弘(そごう・ひろし)の両弁護士が同行した。

 菅原さんと清水、十河の両弁護士によると、事実関係は以下のとおり。

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鹿児島湾産の養殖カンパチからセシウム その原因は?(1)
筆者 - 有村眞由美
2012年 1月 18日(水曜日) 13:15

 スーパーマーケットやオンラインショップを経営する株式会社いちい(福島市)は、自社が販売する食料品の放射線量を測定し、ホームページで公表している。

 1月12日の検査で、鹿児島湾産の養殖カンパチから、セシウム134が6.09ベクレル/キログラム、セシウム137が7.91ベクレル/キログラム、検出されたとの報告書が掲載された。

 「カンパチの獲れた海域が鹿児島湾なので、天然にある放射能なのか、福島から流れた(又は、飛んで来た)物なのか、又は、養殖なので餌なのか、良く調べる必要が有るため、次回は同じ海域で獲れた魚(養殖ブリなど)を測定してみます」という記載もある。

 いちいに話を聞いた。

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新宿痴漢冤罪死国賠訴訟、「死人に口なし」の態度を貫く警視庁
筆者 - 寺澤有
2012年 1月 17日(火曜日) 19:15

 2009年12月に痴漢と間違えられて警視庁新宿署で取り調べを受けた直後、自殺した原田信助さん(享年25歳)の母親・尚美さん(55歳)が、「警察官の捜査は違法で人権侵害」として東京都に損害賠償1000万円を請求している訴訟の第4回口頭弁論が1月17日、東京地方裁判所(相澤哲裁判長)で開かれた。

 信助さんが痴漢と間違えられた事件は、2010年1月29日に新宿署が東京地方検察庁へ書類送検したが、同年3月31日までに被疑者死亡で不起訴処分とされている。2011年12月27日付で、被告・東京都は、送検された書類を裁判所経由で取り寄せる手続きをとっており、「その結果を待つ」(相澤裁判長)として、次回口頭弁論が3月6日に指定された。

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九州電力、社長交代の記者会見でもフリーランスを無視
筆者 - 有村眞由美
2012年 1月 14日(土曜日) 15:30

瓜生道明・九州電力副社長 1月12日、九州電力(福岡市中央区)は臨時取締役会を開き、眞部利應(まなべ・としお)社長と松尾新吾(まつお・しんご)会長の3月末日辞任を決定した。

 4月1日付の後任には、社長に瓜生道明(うりう・みちあき)副社長(写真)、会長に貫正義(ぬき・まさよし)副社長が昇格。眞部社長は取締役に、松尾会長は相談役に退く。

 臨時取締役会終了後、ホテルニューオータニ博多(福岡市中央区)芙蓉の間で記者会見が開かれた。私が受付で手続きをしていると、九州電力社長室報道グループの遠山茂樹氏が現れ、「フリーランスの記者会見参加について、検討はしていますが、結論は出ていません。本日は(質問権がない)オブザーバー参加とさせていただきます」と、2011年12月26日の前回の記者会見で言われたことと同じ注意を受けた。

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『福田君を殺して何になる』関連訴訟が結審へ
筆者 - 寺澤有
2012年 1月 13日(金曜日) 11:40

 光市母子殺害事件で死刑判決を受け、上告中の福田孝行被告(30歳)が、単行本『福田君を殺して何になる―光市母子殺害事件の陥穽(かんせい)―』(増田美智子著、インシデンツ刊。以下、本件書籍)の出版差し止めなどを求めている訴訟と、増田さんとインシデンツ(代表:寺澤有)が福田被告と安田好弘、本田兆司、足立修一の3弁護士に名誉毀損で損害賠償を求めている訴訟(両訴訟は併合)は、2011年12月21日に広島地方裁判所(植屋伸一裁判長)で、増田さん、寺澤、本田弁護士、足立弁護士の尋問が行われ、次回、3月14日の口頭弁論で結審する予定となった。

 増田さんとインシデンツは安田弁護士の尋問も行うよう請求していたが、植屋裁判長は採用しなかった。ただし、安田弁護士は、増田さんとインシデンツが名誉毀損にあたるとしている発言を、公の場で報道関係者らにしたこと自体は認めている。

 安田弁護士の発言と、増田さん、インシデンツの反論は下記のとおり。

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お笑い光市母子殺害事件弁護団 本田兆司弁護士編(2)
筆者 - 寺澤有
2012年 1月 10日(火曜日) 07:55

 (増田美智子さんと寺澤有の代理人の堀敏明弁護士)
 ――(『週刊朝日』2009年10月23日号の記事で、本田兆司弁護士が「当初、(寺澤注:増田さんが)取材目的であることを明確に告げず、被告に心を寄せるひとりの女性として元少年(同:福田孝行被告)に近づいた」とコメントしていることが名誉毀損に問われていることに関して、増田さんが福田被告へ送った最初の手紙を示しながら)冒頭に「私は東京でフリーライターをしている増田美智子と申します」と書いてありますよね。

 本田弁護士(以下、敬称略) 本人(福田被告)は、(増田さんが)「フリーライターである」と書いてあることの意味がわかっていない。だから、私のほうに、「この人は単なる(自分の)支援者じゃないんじゃないか」ということで、「調べてほしい」ということを言われた。その手紙とか、取材者の文言ではない。女性が彼のことを心配している。しかも、彼は実母が自死をされてますんで、女性に対する思いというものを、非常に特異なものを抱いておられます。おそらく増田さんも、そういうことはご存じのうえの、その手紙の文面やなかったかと。

 ――(本田)先生方、弁護団の方々は、「フリーライター」と書いてあるわけですから、彼女がいわゆる「ジャーナリスト」といいますかね、(報道に)たずさわってる人間である。これは、当然、認識されてますよね。

 本田 私は認識してません。

 ――先生は、「フリーライター」というのは、何だと思ったんですか。

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お笑い光市母子殺害事件弁護団 足立修一弁護士編
筆者 - 寺澤有
2012年 1月 10日(火曜日) 05:00

 【出版差し止めの仮処分申し立ては誰の意思か】

 (増田美智子さんと寺澤有の代理人の堀敏明弁護士)
 ――(仮処分申し立てで提出された2009年10月19日付の福田孝行被告の陳述書を示しながら)これ、何でワープロ打ちなんですか。

 足立修一弁護士(以下、敬称略) それは、急いで作ったので、本来なら、仮処分の申立書に、本人の陳述書が添付できればよかったですけれども、それを作る時間がない。焦った状況で作らざるをえなかった。(仮処分申し立ての審尋で堀弁護士から)「本人の陳述書がないのはおかしい」と(指摘されて)、確かに私もおかしいと思いましたので、急いで作らなきゃいけないということで、本人の話を、(広島)拘置所に聞きに行って、そこで、ワープロを打って、本人に確認を求めて、最終的に文章を確定したうえで、署名をもらったということです。

 ――仮処分を起こすということが決まったのは、いつなんですか。

 足立 最終的に決まったのは、(2009年)10月の5日です(同日、仮処分申し立て)。

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お笑い光市母子殺害事件弁護団 山田延廣弁護士編
筆者 - 寺澤有
2012年 1月 07日(土曜日) 02:30

 【第1幕】

 (福田孝行被告弁護団の山田延廣弁護士)
 ――本件書籍(単行本『福田君を殺して何になる―光市母子殺害事件の陥穽(かんせい)―』)を出して、「けしからん」とか、マイナス評価はほとんどなかったというようなことを、あなたはおっしゃっていましたよね。

 寺澤有 直接、私の版元(インシデンツ)に寄せられたのではなかったということです。

 ――これは、今回、名誉毀損のキッカケになった、つぶやきいわぢろうさんという人のブログかなんかですね(「『福田君を殺してなんになる』への怒り」という記事で、安田好弘弁護士が報道関係者や市民に対し、「彼ら(寺澤注:寺澤と著者の増田美智子さん)は『彼(同:福田被告)は死刑、良くても無期懲役、社会に復帰することは基本的にない。したがって彼の更生を考える必要はない』と言います」などと虚偽の事実を発言し、寺澤と増田さんの名誉を毀損した様子が報告されている。本訴訟で、安田弁護士も発言内容はおおむね認めている)。

 寺澤 はい。

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お笑い光市母子殺害事件弁護団 本田兆司弁護士編(1)
筆者 - 寺澤有
2012年 1月 06日(金曜日) 10:20

 光市母子殺害事件で死刑判決を受け、上告中の福田孝行被告(30歳)が単行本『福田君を殺して何になる―光市母子殺害事件の陥穽(かんせい)―』(増田美智子著、インシデンツ刊)の出版差し止めなどを求めている訴訟と、増田さんとインシデンツ(代表:寺澤有)が福田被告と同被告弁護団の安田好弘、本田兆司、足立修一の3弁護士に対し、名誉毀損で損害賠償を求めている訴訟の尋問が、2011年12月21日に広島地方裁判所(植屋伸一裁判長)で行われた。両訴訟は併合されている。

 同日、尋問を受けたのは、増田さん、寺澤、足立弁護士、本田弁護士(尋問順)。尋問は午前10時から、昼休みを挟み、午後6時まで続いた。

 各人に対する尋問で、筆者がいちばん印象に残ったやりとりを紹介する(以下、敬称略)。

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記者会見からのフリーランス排除について、伊藤祐一郎鹿児島県知事を直撃
筆者 - 有村眞由美
2012年 1月 05日(木曜日) 03:50

記者会見室入り口で田代哲郎広報課長 1月4日午前8時40分ごろ、鹿児島県庁エントランスで、2012年初登庁の伊藤祐一郎知事に、私は声をかけた。

 「本日の知事記者会見でフリーランスが排除されていることについて、コメントをお願いします」

 伊藤知事は足早にエレベータへ向かいながら、「特にコメントはありません。青潮会(記者クラブ)のほうで、今、さばいていただいています」と答えた。

 そのまま並走するように知事を追い、「コメントはないということは、本日、フリーランスの記者会見参加が禁止されていることについて、知事として構わないというご見解ですか」と質問した。

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年末年始も経済産業省前で「脱原発」を訴える座り込み
筆者 - 寺澤有
2011年 12月 31日(土曜日) 14:20

早川由美子監督 東京・霞が関の経済産業省前。「脱原発」を訴える人たちがテントを設営し、座り込みを続け、12月30日で111日目。19時30分すぎに訪れると、約30人が座り込んでいた。

 座り込みは警察と右翼に妨害されることもあった。しかし、それがネットメディアなどで報道され、「最近は警察官や右翼構成員が直接、テントに乗り込んでくることはない」(男性参加者)という。

 同日22時からテント内で映画『ブライアンと仲間たち パーラメント・スクエアSW1』が上映されるため、早川由美子監督も取材を兼ねて訪れていた(写真)。同映画はイギリスの国会議事堂前広場「パーラメント・スクエア」で10年も座り込みを続けた反戦活動家のブライアン・ホーさん(2011年6月に62歳で死去)を追ったドキュメンタリー。

 早川監督は「この映画が日本の座り込みの現場で上映されることは、とてもふさわしい気がする」と話していた。

 座り込みは年末年始も続けられ、12月31日に「世界から原発なくそう! 紅白歌合戦」、1月1日に「新春・霞が関『好きなだけ走ろう』マラソン大会」などのイベントが行われる予定。

 
1月4日の伊藤祐一郎鹿児島県知事の記者会見にフリーランスは出席禁止
筆者 - 有村眞由美
2011年 12月 31日(土曜日) 12:00

 御用納めの12月28日の午後3時すぎ、携帯電話の着信音が鳴った。「もしもし」と出ると、鹿児島県政記者室青潮会(記者クラブ。以下、青潮会)の幹事社・KTS鹿児島テレビ放送の山口修平・報道局長からだった。

 「1月4日の伊藤祐一郎・鹿児島県知事の記者会見には、記者クラブに所属していない方の出席は認めません」

 《地方の記者会見におけるフリーランス参加基準はどうあるべきか》の記事でお伝えしたとおり、青潮会は、フリーランスの県知事会見出席を協議するため、年内に総会を開くとしていた。

 しかし、山口局長によれば、総会は開かれなかった。かわりに、幹事社が各加盟社にヒアリングをし、鹿児島県とも協議したという。

 後刻、鹿児島県広報課の上拾石斉宏(かみじっこく・なりひろ)報道企画係長に話を聞いた。

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九州電力の記者会見、あくまでもフリーランスには質問を認めず
筆者 - 有村眞由美
2011年 12月 30日(金曜日) 16:25

九州電力本店 私は12月26日に九州電力(福岡市中央区・写真)主催の記者会見に出席した。この日の記者会見に関しては、22日に九州電力社長室報道グループ(以下、報道グループ)の遠山茂樹氏から、「(質問が認められない)オブザーバーで参加してもらいたい」と求められていた。

 記者会見が始まる1時間20分ほど前に会見場に到着し、入り口付近の身長190センチメートルぐらいの九州電力社員に挨拶すると、「本日はオブザーバー参加でお願いします」と念を押された。

 「リクエストとしてはおうかがいしておりますが、質問したいときには手を挙げます」と伝えると、「確認させてください」と言って立ち去った。すでに会見場の座席は半分ほど埋まっており、私は真ん中ぐらいの座席を確保した。

 記者会見開始時刻の午前11時が近づいたころ、くだんの長身の社員がやって来て、「今日はオブザーバーとして参加を認めているので」と険しい目で告げた。質問をしようものなら、つまみ出されそうな雰囲気だった。

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試験終了後の教室の雰囲気でつくられた眞部利應九州電力社長の辞任報道
筆者 - 有村眞由美
2011年 12月 28日(水曜日) 21:50

眞部利應・九州電力社長 12月26日、私は、九州電力(福岡市中央区)主催の記者会見に出席した。副社長が記者会見するとのことだったが、眞部利應(まなべ・としお)社長(写真)も現れた。

 6月に九州電力が組織ぐるみで玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)の再稼働を求めるメールをテレビ番組に送っていた、いわゆる「やらせメール問題」が発生。これに絡み、眞部社長の進退に関する質問が相次いだ。

 眞部社長は、「1、2カ月をめどに進退を決める可能性も十分ある」「やらせメール問題が長引いたまま、引き継ぐことができなかったが、整理はできつつある」などと、辞任に肯定的な発言をした。

 一方、「一時期は、やらせメール問題で社長に対する批判が多く、動きにくかった。世間の空気の流れ、各界の意見を参考に、それぞれの段階で対応を判断する」などと、辞任に否定的な発言もした。

 言質を取ろうとする記者らに対し、眞部社長は、「区切りがついた時点で、辞任すべきか、辞任すべきでないか、考え直す。現段階で明確にしなくてもいい」「正直、明言したくない。結論から言えば、未定」と答えた。

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天下り効果は絶大 東京電力会長宅の警備に警察官数百人を投入
筆者 - 上田眞実
2011年 12月 26日(月曜日) 05:00

勝俣恒久・東京電力会長宅へ向かう人々 12月25日、新宿駅東口のスタジオアルタ前に集まった100人以上が四谷方面へ歩きはじめた(写真)。新宿区左門町にある勝俣恒久・東京電力会長の自宅を訪ね、東京電力の解散を求める手紙を届けようというのだ。

 このアクションは「デモ」ではなく、「遠足」としてネットなどで告知された。にもかかわらず、参加者の3倍ぐらいの警察官が警備にあたっている。

 一行が勝俣会長宅へ続く横道を進もうとしたとき、警察官が通せんぼうした。天下の公道なのに、である。

 参加者と警察官の押し問答のすえ、数人ずつ、勝俣会長宅まで歩くことが認められた。警察から30数人も天下りを迎え入れている東京電力の会長は、かくも手厚く保護されている。私たちが支払った税金によって。

 参加者全員が勝俣会長宅までたどり着き、手紙も届けられて、「遠足」は終わった。逮捕者は1人も出なかった。

 
九州電力にだまされて、さんざんだった今年のクリスマス
筆者 - 有村眞由美
2011年 12月 26日(月曜日) 00:45

 遅れてきたサンタクロースならば笑って迎えよう。でも、記者会見のお知らせとなれば、話は別だ。ましてや、毎日問い合わせていたのに、記者会見が開かれたことを翌日の新聞で初めて知らされたとなれば、なおさらだ。

 12月23日の深夜、黒糖酒で久々のほろ酔い気分で帰宅すると、ふだんはおしゃべりな母が、「お帰りなさい」も言わずに、「これ、見てごらん」 とだけ言って、ぬっと手を差し出した。

 見ると、新聞の切り抜きではないか。ご丁寧にマジックペンで「12月23日付」と書いてある。それにしても、母の威圧感。遅い帰りに怒っているのか。

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12月26日に九州電力副社長の記者会見 フリーランスは質問できるのか
筆者 - 有村眞由美
2011年 12月 23日(金曜日) 20:00

 《九州電力の記者会見でフリーランスに質問権を認めない記者クラブの論理》の記事でお伝えしたとおり、私は福岡経済記者クラブに対し、九州電力(福岡市中央区)の記者会見にフリーランスが出席することを認めるだけでなく、質問することも認めるよう求め、回答を待っていた。

 12月19日、福岡経済記者クラブ幹事社・産経新聞社の小路克明(しょうじ・かつあき)記者から連絡があり、「九州電力の記者会見は、九州電力の主催なので、出席や質問を希望するフリーランスは九州電力へ申し入れてほしい。記者クラブが主催していない記者会見について、記者クラブが口を出すことはない」と言われた。

 これまで、九州電力は「記者会見は記者クラブに向けて行うもので、会見参加については、記者クラブの了承を得る必要がある」としていた。そのため、私は福岡経済記者クラブに対し、出席と質問を認めるよう求めてきた経緯がある。

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地方の記者会見におけるフリーランス参加基準はどうあるべきか
筆者 - 有村眞由美
2011年 12月 22日(木曜日) 12:45

 《鹿児島県庁記者クラブ、フリーランスの記者会見出席に関する規約を追加へ》の記事で、鹿児島県政記者室青潮会(記者クラブ。以下、青潮会)は、12月14日にフリーランスの鹿児島県知事記者会見出席に関して2回目の総会を開く予定とお伝えした。総会翌日の12月15日、幹事社のKTS鹿児島テレビ放送の山口修平・報道局長に、その結果を聞いた。

 山口局長は、「フリーランス参加基準の原案を各加盟社が持ち帰って検討し、年内に3回目の総会を開く」としたうえで、こうつけ加えた。

 「フリーランスの記者会見出席に関する問題は、青潮会にとどまる話ではない。鹿児島県内の記者クラブ全体に関連する話なので、3回目の総会で結論が出るかはわからない」

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九州電力の記者会見でフリーランスに質問権を認めない記者クラブの論理
筆者 - 有村眞由美
2011年 12月 16日(金曜日) 14:35

 《枝野幸男経産相が記者会見のオープン化を指示するも、九州電力は「調整中」》の記事でお伝えしたとおり、私は12月8日に、福岡経済記者クラブに対し、九州電力(福岡市中央区)の記者会見にフリーランスとして出席することの了承を求めた。記者会見を主催する九州電力広報部が、記者クラブの了承を得ることを会見参加の条件としていたからだ。

 それから1週間が経った12月15日、今月の福岡経済記者クラブの幹事社である産経新聞社・小路克明(しょうじ・かつあき)記者から、「オブザーバー参加という形で了承」という連絡があった。私は、その詳しい内容について尋ねた。

 なお、小路記者は、記者クラブの幹事社は持ち回りであり、幹事社が記者クラブを代表するものではなく、種々の手続きを行うにすぎないこと、ここでの発言は記者クラブとしての見解ではないことを確認のうえで、電話取材に応じた。

 ――「オブザーバー参加」とは、どのような意味か。

 小路記者(以下、敬称略) 質問をご遠慮いただくということ。

 ――質問できない理由は何か。

 小路 記者クラブの規約が、そのように規定している。

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